第1話から人気ドラマの貫禄を見せつけるリーガルハイ
ですが、こちらは原作ってあるのでしょうか?
半沢直樹は原作があってそこから脚本になって
ドラマがつくられましたね。
リーガルハイは原作は存在しません。
前作から脚本のみで作られています。
脚本家は古沢良太さんです。
めちゃイケメンなのでびっくりしました。
古沢さんの代表作であり、出世作は『キサラギ』です。
もうひとつ有名になったものに、
『ALWAYS 三丁目の夕日』がありますが、
こちらは監督の山崎氏と共作になりますので
単独の脚本としては『キサラギ』になります。
他には人気ドラマシリーズ『相棒』シリーズも
幾つかてがています。
Season4から11まで参加しています。
こちらは全部というわけではなくて、
放送回ごとですね。
古沢良太さんはもともと漫画家志望だったことも
あってイラストを書くのがとても上手です。
こんな感じで、頭のなかのものをイラストにしてから脚本
に仕上げていくこともあるみたいです。
人付き合いが苦手でみんなでワイワイして楽しむ
ということがなかなかできないタイプと
おっしゃっていました。
打ち上げの時1本締めを頼まれて、
「なんだ1本締めって」
と言い、やったことがないと断る姿が
本当に苦手なんだなと感じましたね。
脚本って何?どうやってつくられるの
脚本とは簡単にいうと台本のことです。
いつ、どこで、だれが、~~するということを
文章で表したものです。
柱書き、ト書き、セリフで構成されています。
柱書きとはそのシーンがどこでいつなのかを
示してしるのではじめに書かれています。
ト書きは役者がセリフを言う際に○○しながら
とか動作を付け加える描写のことです。
セリフは実際に話す会話のことですね。
柱 自分の部屋で
ト書き 彼女の目を見つめて、そっと微笑みながら
セリフ 「好きすぎてなんといっていいかわかないけど・・好きだよ!」
(〃∇〃)(〃∇〃)(〃∇〃)
とこんなことを一人で妄想しながら書いていくんですね。
では古沢良太さんはどうやって仕事しているのでしょうか?
都内で事務所を借りてそこでパソコンに向かって
書いています。
部屋はワンルームっぽいところに、
机、ソファーを置いて
音楽は大好きな沢田研二をかけながら
書いています。
そしてすぐに椅子からたちがって部屋の中をウロウロします。
身振り手振りを加えて思いついたら書く!
一文かいたあとのエンターキーの推し方が
「バシッ」って強力だったのが印象的でした。
きっとよっしゃ~~って意味を込められているのかな!?
そうやって脚本を作っている姿をみるとまたドラマの
見方が違ってきますね。
この長いセリフはそうやって作られているんですね。
堺さんの演技も圧巻ですが、
これを書いた古沢良太さんには脱帽します。
古沢良太さんが書いているリーガルハイ第1話のおもしろパロディーはこちら
ユーモアのセンスにやっぱり脱帽しますよ!
ほかにおもしろい弁護士ドラマはないの?
弁護士のくずというドラマがあります。
’弁護士のくず、全6巻’豊川悦司伊藤英明田辺誠一:楽オク中古品 |
これは人間のくずという言葉にかけられています。
人間のくずと言われる弁護士 九頭元人(くず もとひと)
が弁護士でそれやったもいいの?っていうくらいの
やり方で解決していくストーリーです。
非道徳なやりかたで違反をやっていく、
手段を選ばないが事件の背景や本質をついていく
優れた弁護士でもあります。
その九頭を演じるのが豊川悦司です。
リーガルハイの古美門に似ていますから
リーガルハイがおもしろいと思った方なら
楽しめると思いますよ。
ドラマでみるのもいいですし、こちら原作がありますから
漫画と文章で読んでみるのも面白いですね。
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