最近テレビにコメンテーターとしてよく見かける安藤和津さん。
コメンテーターとして発言する裏側にはその壮絶で苦労した人生がバックグラウンドにあります。
1948年生まれで65歳になられます。
この年齢をみてびっくりされた方もいると思いますね。
テレビで見る限りではとてもお綺麗です。
でもその顔が不自然で整形じゃないのか?
若いころとは違って怖いなんて意見がちらほらあります。
が、、、考えてみてください。
年齢的に違っていて当然だと私は思いますよ。
整形じゃないのか?と言われていても、公表していないので
その審議はご本人さんしかわからないですね。
綺麗でなければ見栄えがよくならない芸能界だからたとえ
そうであってもしょうがないですよね。
65歳でこの容姿であるこということは
影で努力していることだけはたしかですね^^
安藤さんはいつどこで生まれたのか?
戦後間もなく東京で元法相の犬養健の妾(めかけ)の子として生まれます。
父親の犬養健
妾とは結婚している男が妻以外に
経済的な援助などをして囲う女性のことです。
それって不倫ではないのかと思いますが、
不倫は妻に内緒でしますよね。
妾は妻も認めている場合が多いです。
なので社会的に隠す必要もないんですね。
婚姻関係がないので非嫡出子としての誕生です。
非嫡出(ひちゃくしゅつ)子とは婚姻関係がない男女の間に
生まれた子供のことです。
この子どもと父子の関係を発生させるためには「認知」が
必要となるのですね。
安藤和津さんはのちに犬養健の子として認知されています。
当時は犬養と年齢が離れすぎているということで父親で
なくて実は祖父なのではないかと言われていました。
犬養健は1896年生まれなので安藤和津さんが生まれたときは
52歳ですね^^; そういわれてもしかたがないですね。
犬養健さんは1960年なくなりますから和津さんが生まれて
12年でこの世をさっていることになりますね。
安藤和津さんの祖父は五・一五事件で亡くなった
有名な犬養毅元首相です。
実母を献身的にの介護
安藤さんの母親は犬養健さんの妾という存在でしたが、
かなりやりてのビジネスウーマンでした。
23歳で娘となる和津さんを産んで26歳の時には自分一人で
銀行からお金を銀行から融資を受けて料亭を立ち上げます。
犬養健さんの選挙費用も工面していたみたいです。
安藤さんも名門校である学習院を小中高と通い、
上智大学に入学します。
その後、大学を中退してイギリス留学をします。
なかなか女手ひとつでここまでお金の工面ってできないですよね。
時代を考えるとすごい方だなと感心します。
そうやってなんでも自分で切り開いてきたお母さんだったので
人の介護をうけるなんてとても嫌でしたでしょうね。
そんな母に60歳を過ぎた頃から異変を感じるようになります。
性格が変わって家族を受け付けなくなったりして、
いわば変人になってしまったのです。
はじめはまったくその原因がわからなかったみたいで
毎日の心労で大変だったみたいです。
後にその異常な行動の原因は「脳腫瘍」
だとわかったんですね。
それから安藤さんの献身的な母の介護が始まります。
脳腫瘍って病気は理性のコントロールが効かなくなり
わがままになったりすることがあります。
精神不安定な状態が続きます。
その介護はとても大変です。
安藤さんは「オムツをはいたママ」という本の中で
その介護の時の思いを綴っています
その本最後に介護とは愛なのだと思うという文章があります。
生きてきて気丈に振る舞う母の介護をとしての
重い言葉ですね。
人はいつどうなるかなわからない。
安藤和津さんのような娘さんをもったお母さんは
とても幸せな方だなと思いました。
心の温かい家庭を垣間見ることができました。